長きに渡った冒険は以上で終了です。目標の
「1ヶ月以内に海都ルートをクリアする」
は、「皇帝ノ月 20日」にクリアということで達成できました。
ここからは、勝手ながらこのゲームの感想を書かせていただきます。
このシリーズはT,Uともプレイしたのですが、段々と良くなっていますね。
地味ですが、戦闘のテンポが速くなり、マップの記述しやすくなった点が好印象でした。
『サブクラス』という概念が加わったのも成功していると思います。
このゲームに限らず、じっくり楽しむゲームの醍醐味って「自分なりの答えを考える」ってところにあると思うんですよね。
そういった意味で、このゲームは
- パーティー構成と、メンバーそれぞれの役割
- スキルポイントの振り方
- サブクラス
など、考える要素が多くて楽しめました。
"自分なりの"っていうのが肝で、それには"答えが出ない"ってことが大切だと思います。
私は将棋が趣味なのですが、あれって最善の初手が「7・6歩」か「2・6歩」か、あるいは全く別の手か、未だに答えが出ていないんですよ。
だから、奥が深くて長く楽しめる。
例えば、クリア後の楽しみとして「最強を考える」ってことがあると思うんですが、パーティー構成で言うと、
他のゲームで「最強は全員勇者」って答えが出ているものがあるんですよ。これって考える要素を殺していますよね。
そういう意味で、このゲームはクリア後もパーティー構成について考えさせられるところが素晴らしい。
ただ、装備については「最強」が大体決まっているので残念(買い替えのタイミングとか、鍛冶については考えさせられましたが)。
同一クラスの装備が2〜3種類あると、もっと楽しめると思うんですが(昔、『フロントミッション』がこれを実現していたと思う)。
それと、宝典は無い、もしくは取得できる個数が限定されている方が、良いと思いました。
最終パラメータを含めて、どのクラスを選択するかを悩みたかった。
宝典が無制限に取得できることで、「全パラメータが99が良いに決まっている」って答えがすぐに出ちゃうんですよね。
しかも、それを実現するには、膨大な作業を要する。
同じ時間を掛けるなら、「あーでもない、こうでもない」と、試行錯誤を繰り返したいところですね。
『航海』については不要だと思いました(今回のプレイで行っていないんですが)。
パズル的な要素はあるのですが、解くための地図を作るところに時間が掛かってしまい、肝心の考える時間は少ししかなかったので。
"自分なりの解き方"を考える部分があれば楽しめる気がするのですが。
あと、「テリアカβ」に売り切れがあるのには苦しめられました。
「アンラの実」を1個売ると10個くらい買えるようにしてくれれば助かったんですが。
『世界樹の迷宮』シリーズは、毎回考えさせられる部分が多くて楽しめますが、『世界樹の迷宮V 星海の来訪者』が最も多いですね。
戦闘だけでも、スキルやアイテムの使い方など、自分なりのやり方ができる部分が多いです。
全員が「たたかう」を選んで、ボタンを押しっぱなしで戦闘が終了するようなゲームとは、一味違いますね。
一応、このゲームにもAUTO戦闘があるのですが、使ったことがありません(個人的には必要無いと思います)。
プレイ日記は、以上で終了です。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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